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根性無しな趣味ゲーマー、むど(抱え落ち免許皆伝)のmixi共用ブログ

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Jun03*2011
#review
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ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 レビュー


■ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生(PSP)(音出る)

えーとまずゲーム屋行ってダンガンロンパください!って叫んで対価を払うか
PSストアが復活したら「ダ」で検索して
ヒットしたショッキングピンクのソフトをDLするかして
起動してスタートしてクリアしたらこの記事の続きを読んでね☆


はいレビュー終わり! 以下感想! に見せかけたネタバレなしレビュー! ネタバレは一番最後に反転で!

-

80/100点
プレイ時間(体感) シナリオ追いかけて17時間前後?

ダンガンロンパ――それは不愉快でプリティでキュアキュアなモノクマ学園長と大層愉快な汗と青春と絶望真っ直中の高校生たちを組み合わせたまったく新しいハイスピード推理アクション!

で、まあ実はハイスピードっていうほど瞬間判断しないし
「推理ゲー」としてはトリックが陳腐だし
アクションとしては議論以外テンポ悪いしって
悪いところも無くはない
とはいえジャンル名にとらわれると本質を見逃すよなるほどクン!

推理ゲーとしては陳腐・・と書いたものの
このゲームの本旨はそこではないってことは
冒頭のアドバイスに沿って結末を見たアナタはご承知のことでしょう

私が思うに「ダンガンロンパ」は矛盾を言弾(コトダマ)で撃ち抜くシューティングなんとか裁判ではなく
夢と希望ほんの少しの絶望を抱いた癖の強い若者たちが
突然不気味な学園に閉じこめられて同級生同士のコロシアイを強要される理由を
実際に殺し合い 騙し合い 疑い合い 信じ合って 命を賭けて 仲間の死を見届けて
ハイセンスなBGMと斬新なUIに浸りながら少しずつこじ開けていくゲームですね

冒頭の通り、欠点を挙げるのならいくらでも出てくるのだけど
割と許容範囲というか、どこか興味を惹かれたならそれらを未プレイの理由にするほどではない

ジャケでもキャラでも声優でも設定でも音楽でも
気になったならぜひプレイしてみてほしい
そんなゲーム

しかし先に述べたとおり謎解きはかなり簡単なので
「新感覚推理ゲー面白そう!」
って立ち上がり方をしたならちょっと待った方が身のため財布のためかも知れない
でも一見短所のこれ、実はこのゲームの場合逆に長所にもなっていて
「シナリオが気になるのに謎解きで詰まる・・」
なんて事態は無いと言っていい(そのくらい簡単・・)
実際の謎解きシーンはアクション要素があるけど
難易度選択ができるので実に易しい!
実に優しいゲームですね学園長! 実にやらしいね!

ちなみに私は体験版で簡単すぎんべよと文句垂れたら
先輩プレイヤー諸氏に製品版はイジワルでやれと言われてやったら
やっぱり簡単でした
ゲームに慣れてる人はイジワルでもいいと思う
順を追って謎を解くゲーにありがちな「答えが分かっているのに展開が邪魔をしてくる」現象は多々・・

体験版とはシナリオも犠牲者も違うので
体験版で死んだあのコが気になるアナタも安心してプレイしましょう!
つまり代わりに誰か死にますハイ

と、以上大体褒めるところは褒めました!ってところで
遊びたくなった人はぜひプレイしましょう
他のゲームで代替の効かないユニークでソリッドなセンスゲー
感性が絶望に殺されない内に早いとこやっとけ。

あっと 下ネタとパロネタが8割なので ってことも一応添えておこう


-
さて以下20点分の欠点とか不満点

UIのアウトプット(色とかレイアウト)は良いんだけど対してインプットが酷い
体験版のときは慣れてないからかなーと思っていた違和感が製品版をクリアしても尚残っていた

製品版で実装された手帳マップは非常に便利なんだけど、
押しにくいところにあるボタン3回くらい押してようやく選べるってくらいで
具体的に言えばLのメッセージウィンドウ消しとか一度も使わなかったので
Lはワープ用ショートカットにしてほしかったマジ切実に!!!!
せっかくの素敵な機能がボタン配置に殺されてたよ \死体が発見されました/

機能と言えばオートが遅かったりテキスト表示のスピードが設定できなかったり
テキストアドベンチャーにしてはオプションが物足りない感じだった

それと探索パートが「○:調べる(メイン)/△:観察眼(サブ)」なのに対して
裁判パートは「△:言弾(メイン)/○:サイレンサー(サブ)」と役目が入れ替わるのもなんだかな
別に○で言弾でもいいと思うんだけどこの辺なんなんでしょうねホント・・
(その場合は×がサイレンサーで△スキップとかの方が好みかなー)

裁判パートというとミニゲームが多すぎやしないかとも思う
ぶったけるとMTBが非常に浮いてる・・ヒラメキは、まあ撃ち抜いてる感あったしいいと思う
(サントラ聞いててもここでガックリするくらいどうでもいいパートだった)
急にアナログスティック使わなくなるからなのかなーなんか統一性薄いよねここだけ

あとクライマックス推理で単純に絵が見づらかったり
「このシーンを表すのにこのカットはねーわ」ってので難易度が上がるのも嫌だった
(例えば「犯人は凶器を使った」を表すイラストがどう見ても「凶器を拾った」ようにしか見えないものとか)
そんな引っかかり方するの私くらいな気もしますけども
あ、クライマックス推理の絵はタッチも色もめちゃめちゃ好きです

それと根本的なシステム設計についてなんだけど
プレゼントとかスキルはまあいいんじゃないですかと思うんだけど(キャラ濃いし)
周回プレイ推奨になってしまうのでキャラが死んでいく謎解きADVというメインシステムと
いえーいめっちゃマジでスゲーッ相性悪い
死亡後でも部屋調べたら遺品からスキルゲットとかそういうので良かったんじゃないかなーとか
ただしちょっとコスト高いとかそういうアレとかで・・ダメカナ?

さて最後にネタバレだけどどうしても言いたいことを。
あんまネタバレ書きたくないんだけど書きたいから仕方ないので伏せとくね
RSSから読んでる奴は今すぐ本編クリアすれ



↓反転
システム・シナリオ上「彼らの正当な続編」をゲームで望むには難しいなと思っていたので、
閉塞感が拭えないままのEDはどうにもスッキリしない
でっちあげでもこじつけでも希望でも絶望でもなんでもいいから
苗木を通して学園生活を送ったプレイヤーとしては、
苗木の見たものを最後まで見たかったのだ

↑反転


以上!
また好きなゲームが増えて、それが何よりも嬉しかったです
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