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根性無しな趣味ゲーマー、むど(抱え落ち免許皆伝)のmixi共用ブログ

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Oct27*2008
#playingmemo
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愛してるぜ

■killer7(PS2/GC)

【クリアタイム】推定18時間くらい

どこまでやっても全く万人受けしねえ、人にも薦めにくいゲームだった。
3年前に薦めてきた友人は私を何だと思ってたのか。
当時のハンドルが「7」に係わっていたからだと思いたい。
いい友人だったなあ(現在音信不通)


紆余曲折を経てkiller7をクリアした。
今までシステムとして受け入れていた大前提が最下層から覆される怒涛の終盤には震えた。
おかげでスタッフロール後3時間も余韻に浸り続けて寝不足に陥った。

以前も書いたけど、ゲーム性は著しく低い。
メインで出張ってくる『笑う顔』はいなくても話は成立するし、
FPSにしたってやれることは狙って撃つくらいしか無くて、
(ひきつけてカウンターは可能だけど、血液が入手できないからメリット薄いし)
謎解きに脈絡は無く、ヒントが見つかればそう難しくもない。
それでもこの『ゲーム』が気に入ってしまったのは、
世界の全てが揺ぎ無く狂った7人の人格を表現していると勘違いできたからか。

killer7はハーマン・スミスと不愉快な7人格が巻き込まれるクソハートフルストーリー。
だけど全編通して見てもセリフも見せ場も無い人格もいて、
寡黙な透明人間ケヴィン・スミスに至っては人格交代時の呟きすら無い。
そういった、悪く言えば手駒でしか無い人格たちの個を形成するのは
容姿、立ち方、待ち方、走り方、構え方、殺り方、毒づき方、その他諸々。
詰まる所、モニタに映る全てがkiller7。
狙ったのか偶然なのかはさておき、ゲームでなければ実現できない見せ方だ。
好きなんだよそういうのが。代替メディアなんて不許可だ、ゲームでしかできないゲームが好きなんだ。
そう考えると、不自由と感じる要素なんて何一つない。
愛は盲目。

正直言えば終わりたくなかった、できるなら何周でもしたい。
けど二度とやりたくないシーンは多い。困ったゲームだ。
そんなところも大好きだ。


後日、私はGC版を注文していた。
何度でも言うが二度とやりたくない。
羈絆門が嫌だ、脳味噌が嫌だ、アフロが嫌だ、ハートが撃てない、タイマーが嫌だ、
曲がり角が怖い、笑い声がする、実は後ろにいる、生首にされる、連打ゲー始まる。
注文したときはトリップしていたのでそんなことすっかり忘れていた。

ようこそ負け犬、真の負け犬。
なんかもうソフト送るから誰か蝗闘まで高画質で配信してください。
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